自炊のすすめ - 承継CO通信
自炊とは、ステイホームなので自宅で料理をつくること?
いいえ、ここでは、紙の本を電子書籍化することでご紹介します。

蔵書が増え、本棚の重さで自宅の床が沈むのではないかという不安解消と、いつでもどこでも読みたい本を読むことができるメリットがあるので、数年前からコツコツと自炊を始めました。
本をカッターでばらして(悲しい作業)、スキャナーで読み取るという地道な作業をしなければいけません。オートドキュメントフィーダー(自動紙送り)がついているスキャナーを使ってPDF化してタブレット端末に入れています。これで1キロ未満の端末に何百キロもある本を持ち歩いているのと同じになります。
自炊した本を本棚別に分けることができるアプリもあり非常に便利です。通勤や暇なときはいつでも読むことができると思って始めました。ただ、読むことに関してはアナログの使い勝手の良さは、たしかに捨てがたいのは確かです。ページめくりや本の質感、筆者の思いなどは、アナログならではの感触がありますね。
CD(最近では、CDも音楽ネット配信とって代わられた感がありますが)に取って代わられたLPレコードが静かなブーム(ジャケットを見る楽しみ、ターンテーブルへ載せる儀式、A面とB面の入れ替え、デジタルにはないふくよかな音質等)となっていることは話題になっていますが、紙の本のデジタル化も同じような感覚かもしれません。
うまく使い分けさえできれば、百人力ですが…。まずは、積読からの脱却を図らねば!
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